年末年始のセールで買ったゲームの一つ、【映夢】(ドリームと読む)のレビューです
日本人にもウケやすいキャッチーなキャラデザで、ADV好きということもあって購入
内容はやや単調さが目立ち、パズルの難易度も妙に高くて人を選ぶものだと感じました
「映夢」とは
タイトル | 映夢(ドリーム) |
ジャンル | パズル×ADV |
対応機種 | Switch、PC |
価格 | 1080円 |
プレイ時間の目安 | 5~10時間 |
とある病院の、死体安置室の中で目覚めた女性が主人公
様々なパズルを解きながら病院からの脱出を目指し、なぜ閉じ込められたのかを解き明かしていきます
ジャンルは脱出ゲーム風のパズル×ADV
難易度はやや高めで、頭の体操のようなパズルを解きまくることになります
ADV好きよりはパズル好きにオススメ
![](https://otateki-output.com/wp-content/uploads/2021/01/Es8t2ZfUUAM6Fik-800x450.jpg)
難しめなパズルが8割なADV
難しく、数が多いパズル。メモ帳、カメラが必要になることも。
本作は脱出ゲーム風のパズルを解く→物語を進めるを繰り返すゲーム
このパズル、数が多い上になかなか難しいです
「ぷよぷよ」のようなゲーム的なパズルではなく、脳トレ系の考えるパズルが中心
テンポよく解けるものもありますが、どの部屋にも一つは頭を悩ませる難しいものが。
数が多いため、後半はややダレてしまう部分もありました。
よほどパズル好きな人でなければ、何度もつまずいてしまうような難易度。
中にはメモ帳、カメラがないと苦しいものもあり、ゲームで遊ぶパズルとしては親切さが足りないと感じます。
任意でのぞけるヒントくらいは欲しかった。
ADVとして楽しんでいる時間よりも、パズルに悩む時間の方がずっと長いです
しかし難しい分、閃いた時の快感も大きいのは事実。
ADV好きよりも、パズル好きにオススメの内容です
![](https://otateki-output.com/wp-content/uploads/2021/01/Es8t2ZKU0AAJ7V5-800x450.jpg)
マウス操作向けで、Switchでは遊びづらさを感じる操作性
本作はsteamとSwitchで配信されていますが、操作はPC向けに作られています
Switchではマウス用に作られたカーソルを、スティックで操作することに。
これが快適とは言い難い。
カーソルの移動速度が遅いわりには、微調整が効きません
それでいて細かいところに合わせなくてはいけないこともあり、イライラさせられる場面も。
実際にイライラ棒をやるシーンもあるので、余計に気になる
![](https://otateki-output.com/wp-content/uploads/2021/01/Es8zR-LU0AYW1Ad-800x450.jpg)
あと一歩頑張ってほしかったローカライズ
本作は台湾産のゲームですが、しっかり日本語に対応してくれています
そもそも日本語対応がないゲームも少なくない中、これはありがたい
ですが、もう一歩頑張ってほしかった
一番気になるのはキャラクターの名前です
どのキャラも、日本人ウケするキャッチーなデザイン
それだけに名前が台湾仕様のままで、読み仮名すらないのはもったいない
キャラクター全員、名前を何と読むのか最後まで全く分かりませんでした
若干台湾仕様が残っている漢字
高さがおかしい句読点も気になります
![](https://otateki-output.com/wp-content/uploads/2021/01/Es8zR-LVEAQ6ZkW-800x450.jpg)
しっかり起承転結のあるシナリオ
ゲームプレイの大半を占めるパズルに難ありですが、シナリオはそこそこ楽しめます。
なぜこんな場所に?から始まり、後半にはどんでん返しも。
起承転結がしっかりしており、難しいパズルを解く動機としては十分でした
時折挟まるショッキングなCGも良いスパイス
元の絵がキャッチーな分、衝撃も大きいです
シナリオよりも、パズルを考えている時間の方がずっと長いのは気になりますが。
![](https://otateki-output.com/wp-content/uploads/2021/01/Es8zR-AUUAI1nZ0-800x450.jpg)
総評 ADV好きよりもパズル好きに勧めたいマニア向けタイトル
想像以上にパズルが難しく、ノーヒントで解かなければいけないものも多くて大変でした
ADV好きよりも、パズルマニアにオススメしたい内容です
シナリオはつまらなくはありませんが、この価格帯ではライバルが多い
キャッチーなキャラデザに惹かれて買うと、難しさに驚くかもしれません
私のことなんですけども。
このゲームもオススメ
本作と似たタイプのゲームとして、こちらの作品「When the Past was Around 過去といた頃」もオススメです↓
映夢はホラーテイスト×ガチパズルなのに対し、心温まるストーリーと控えめ難度でサクサク解けるパズルが特徴。
気軽に遊べるゲームを求めている方はこちらをどうぞ
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