タイトル | AMBITIOUS MISSION |
ジャンル | 謎解き怪盗アドベンチャー |
対応機種 | PC |
価格 | 10,780円(税込) |
プレイ時間の目安 | 25時間 |
備考 | 18歳未満は購入、プレイできません。 |
雑感
今回はレビュー・評価ではなく、雑感としました。
その理由は後述します。
遊び終えてみれば、良い作品だったと感じる内容です。
ヒロインの魅力はエピソードごとに深まります。
それに加えてメッセージも込められた内容に仕上がっている。
単なる設定、いまひとつ意味を感じられなかった描写が、クライマックスで一気に立ち上がる様に引き込まれました。
ただそのクライマックスまでの道中には、やや不満点も。
というのも本作はいわゆる「キャラゲー」らしさも大切にしており、賑やかな日常シーンもかなりの文量で描いているのです。
これ自体は悪いものだとは思いません。
ただ、どうも引き締めが不足しているとも感じました。
日常の一場面のみならず、怪盗ものの見せ場である(と思っている)盗みのシーンすらもギャグ的に描かれてしまっており、なかなか物語にのせてくれないのです。
それでいて根底のメッセージは積極的に伝えんとするため、コレがやや説教めいて感じられることもありました。
メッセージは、セリフだけでななくエピソードで伝えてほしい。
物語の目的地が分かりづらいシーンが長いのも気になりました。
しかしクライマックスでは、このような不満を感じることはありませんでした。
切なさも含んだエピソードで語られるメッセージと、緊張感あるシーン。
様々なものが繋がって描かれる真相に、感動もさせられました。
タメの長い作品です。
クライマックスで一気に締めるぶん、道中はやや退屈に感じられるかも。
意味がなさそうな描写が、意味を持つまでに時間がかかります。
ヒロインとの和やかなエピソードも楽しみながら遊べる方に、オススメの一本です。
レビュー・評価ではなく雑感にした理由
・レビュー・評価を書く態度でゲームを遊べなかったから、です。
普段遊び終えたゲームの感想は「レビュー・評価」と銘打って、未プレイの読者の参考にしてほしいと思って書いています。
ただそうして一丁前に評価する側にまわる以上、それ相応の態度でゲームを遊ばねばなりません。
たかが知れているとはいえ作品の売上に直結しうるものを書くならば、いい加減なことはできないと考えています。
そのためにも普段は、ゲームを遊びながらメモを取っています。
感情が動いたシーンや評価のポイントになるであろう点を整理して、評価するに相応しいプレイをするよう心掛けています。
メモ専用の端末まで用意しているくらいです(スマホだとSNSを見てしまうので…)
ところが『AMBITIOUS MISSION』は、そのような態度で遊びきることができませんでした。
ろくにメモも取れず、上記のようなことを整理すらもせず、ダラダラと遊んでしまったのです。
ビデオゲームは娯楽ですから、ダラダラ遊ぶのが悪いことだとは思いません。
ただ「レビュー・評価」だなんてものを全世界に向けて公開するならば、そうはいきません。
実は過去にも、似たような失敗をしています。
ただそれでも、遊び終えた以上は何かを書き出しておきたい。
そのため今回はレビューでも評価でもない。☆もつけず、ただ雑な感想=雑感としました。
レビューを書くことの難しさを、またしても実感させられました。
今月末はADVを多数購入予定ですので、気を引き締めなくてはいけません。
タイヘンだコレ…
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