【フリーノベルゲーム紹介】記事内広告なし。無料で遊べるオススメ作品、8選。

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フリーゲームは、広まりづらい。

多くの場合開発チームが大手メディアとのパイプを持っていませんから、広い層にプロモーションすることがまず難しいでしょう。加えてSteamなど大きなプラットフォームで配信されない作品が多い上(恐らく手続き等がかなり大変)、無料であるため、値引きによる二度、三度にわたる購買層への呼びかけも行いづらい。

しかし今よりも広い層に届きさえすれば、きっと更なる評価を得られるであろう作品は少なからず存在します。

今回はそんなフリーゲームから、私がオススメする8本をまとめてみました。
上から下まで、全部コンプリートしても完全無料…でもしっかり面白い。そんなゲームを集めました。

この記事内に広告は一切ありません。実際に遊び、良いと思った作品だけを紹介します。

みんなの昔話 ももたろう

ゲームにしかできない物語体験とは何か?

その答えの一つが「プレイヤーの行為によって物語構造そのものを変化させる体験」であることは論をまたないでしょう。ADVはこの体験を、多様なメカニクスで実現してきました。有名なのは『かまいたちの夜』など多くの作品で見られる、選択肢と分岐によるシナリオ変化の仕組みです。

では現代において、物語構造をプレイヤーが変化させる体験を、最もコンパクトに味わえるゲームは何か?
ADVの世界は広いですから、ファンの数だけ作品が挙がるだろうと思います。これがそうだと決めることは難しい。

それを知ってなお、当ブログが真っ先に推すタイトルがあります。

それこそが『みんなのむかしばなし ももたろう』です。

第8回デジタルえほんアワードで審査員特別賞を受賞した本作は、スマートフォン向けアプリとして配信中。もちろん無料でプレイできます。

「むかしばなし? ももたろう? さすがに興味ないかも」

こう思ったあなた、今すぐ本作をダウンロードすべきプレイヤーです。

なぜなら、ももたろうを既に知っていてこそ、昔話に興味がないからこそ、本作のメカニクスの面白さを明確に感じ取れるからです。もちろん、ももたろうも昔話も、素晴らしい文化です。連綿と語り継がれて人の心を育んできた、日本の宝でしょう。しかしどうしたって、大人になるにつれて興味を失っていくことは否定できない。

本作は、そのメカニクスによってこれを覆します。暗唱できるほど聞いたももたろうが、今再び魅力的な体験をもって立ち現れます。魅力の要因は何か。メカニクスです。そこにあるのはメカニクスがもたらす面白さです。

メカニクスによってももたろうが息を吹き返す。これを生で体験できるのは、ももたろうを知り、昔話を知り、今は卒業した。そんなプレイヤーです。

ゲームシステムはごくシンプル。言葉で表すなら「テキストの空欄を埋めていくゲーム」です。

画面上部に「ももたろう」のテキストが表示されますが、これには所々に空欄があります。プレイヤーのやることは、空欄に画面下のアイコンをドラッグして埋めてやること。ゲームはこれだけで進行します。

下はゲーム中のスクリーンショット。桃太郎の冒頭、おばあさんが川で洗濯をしている場面ですが…↓

いやこれバナナじゃん!!!

そう突っ込んだ人は、やはりこのゲームを楽しむ素質があります。この場面は本来モモがどんぶらこっこと流れてくる場面ですが、このゲームではそうとは限りません。何が流れてくるかはプレイヤー自身が選択するのです。

バナナから生まれた「バナナ太郎」にしてもいいし、奮発して「メロン太郎」にしても構わない。

さて次は桃から〇〇〇〇が生まれてくる場面。何が生まれるかはもちろんプレイヤー次第。鬼か、おじいさんか、猿か…ってか一番右のコイツ誰?

筆者はおじいさんを選択。バナナから生まれたおじいさん。ちなみに一番右のヤツはモグラのモグーです。

ただ注意点として挙げておきたいのは、本作の物語の変化はごく浅い部分に留まるということ。「メロン太郎」にすることができる一方、この場合は単に桃がメロンに変わるだけで、桃太郎の大筋はほとんど変化しません。つまり本作は変化を織り込んだ緻密な物語構成を楽しむ…というよりは、発想から生まれる「可笑しさ」や、暗唱できるほど固着された「ももたろう」をプレイヤー自身がいじくり回すその行為それ自体を楽しむ作品と言えるでしょう。

もしかしたら、自分が期待するのはもっと複雑な物語体験だ…と思う人もいるかもしれません。

それでも、本作を試す価値はあると断言します。だって本作はフリーゲーム。いくら遊んでも無料なんですから。ちなみに、親子で遊ぶのももちろんオススメ。そもそもが絵本のアワードで賞をもらっている作品なので、安心してプレイできますよ。

タイトルみんなの昔話 ももたろう
対応機種スマホ
プレイ時間の目安10分~
‎みんなの昔話
‎遠い昔から日本中で語り継がれてきた「昔話」 「桃から生まれた桃太郎は、3匹の家来と鬼退治へ…」 そんな当たり前に親しまれてきたストーリーを、自分で自由に作り変えることができたとしたら…? 画面に現れる選択肢を選んでいくと、思わぬ方向に物語...
みんなの昔話 - Apps on Google Play
"Momotaro" who can freely remake and enjoy the story

第12動画欠番

あなたは未来予知の声を聴いたことがありますか?
私はあります。

スピリチュアルの話ではありません。そういうゲームがあるんです。

『第12動画欠番』は、ポストコマーシャルズアライアンスが制作したフリーノベルゲームです。あるチャットに参加するメンバーの一人として、彼の発言を選択肢により決定します。このとき、プレイヤーは「未来予知の声」を聴き、それを考慮して選択を決める必要があります。これがこのゲームの大きな特徴。

ゲームを進めると、プレイヤーのヘッドホンないしはスピーカーから、先の展開を予知する声が聞こえます。しかしプレイヤーには、この声に抗う自由が与えられている。そしてゲームは、プレイヤーが未来予知に従うか、抗うかで分岐します。

例えばある場面で選択肢に差し掛かると「声」が聴こえてきます。「声」はプレイヤーに指示する。従うか、無視するか。それはプレイヤーに委ねられます。

他のADVにはそう見られない仕組みを持った作品です。

ユニークな仕組みを持つ本作ですが、欠点はあります。

と言うのもこのゲーム、未来予知の声に従うか抗うかはプレイヤーの自由なのですが、一方で、明確な正解が用意されてもいるのです。つまり未来予知の声に従わないとダメだったり、抗ってはいけないポイントが明確に存在します。その意味で、本作は決して自由なゲームではありません。分岐パターンも決して多くはないため、このような点は踏まえたうえで遊ぶと良いでしょう。

もちろん、それでも本作から得られる体験は価値あるものだと断言します。そうでなければ紹介しません。
その体験は言わば「もう一つ上」を感じるような、奇妙なものです。

わたしたちはADVを遊ぶとき、ゲーム世界よりも一段上の世界にいると言えます。プレイヤーは主人公たちが生きる世界を神の視点から俯瞰し、時に選択肢を通して、ゲーム世界の人物の意思すらも操る。

しかし、ふと不安になることはないでしょうか。
「もしかしたら自分も、ゲーム世界の主人公のように、上位の存在に操られているのかもしれない…」
ふとそう思ったことが、誰でも一度はあるのではないでしょうか。

未来予知の声はささやきます。

「声の言う通りにしろ。そうすれば、より良い世界へとたどり着く」

タイトル第12動画欠番
対応機種PC
プレイ時間の目安3時間
第12動画欠番【完全版】 - 無料ゲーム配信中! [ノベルゲームコレクション]
現実のYoutube番組で起きた “ホラードキュメンタリー・ノベルゲーム ”「未来予測の声」を聴いて、未来のビデオゲームに関わるトークを選択するゲームプレイ。現役のゲームライターが運営するYoutube番組『令和ビデオゲームグラウンドゼロ』...

ステータス確認探偵

Q. ある宿屋で、窃盗事件が起こった。怪しいのはダレだ?
なお、犯人はかなり素早いヤツだと思われる。

1.A男
2.B太
3.C子
4.D美

さて、この答えを知るには、どうすればいいでしょう?
簡単ですね。容疑者4人のステータス画面を見ればいい。素早さが最も高い人物が誰か、すぐにわかります。

つまり『ステータス確認探偵』はそういうゲームです。

本作は推理アドベンチャーゲームです。与えられた情報を元に、犯人を推理します。重要なのはもちろん証拠品、そして証言。だが本作にはもう一つ、ゲームのカギになる要素が用意されます。

それがステータス画面。

本作の世界では誰もがステータス画面を持っています。RPGによくある、能力値やジョブが可視化されているアレです。

例えば上のスクリーンショットは、画面右の人物のステータスを確認している場面。ここから様々な情報が読み取れる思います。なぜか青色のゲージが減少していて、HPもやや減っているようす。これは一体なぜでしょう。証拠品や証言と照らしあわせて見れば、思いもよらない事実が浮かび上がるかもしれません。

本作はこうしてステータス画面から得られる情報が極めて重要な、一風変わった推理ADVです。

称号が殺人犯になってるんですけど…

「とは言っても、結局は情報の出どころが変わっただけのよくある推理ADVではないの?」と思う方もいるかもしれません。

この指摘は確かに当てはまります。やることはぶっちゃけ変わらない。しかし、情報の出どころがステータス画面という本作の工夫は、確かに価値ある体験をもたらします。

それは、私たちがビデオゲームに対して持つ慣習を引きはがす体験です。

ステータス画面は通常、ゲーム世界にいる人物たちには見えていません。プレイヤーだけに伝えられるものとして扱われます。ステータス画面はゲーム世界内のキャラの状態をプレイヤーに向けて表象したものであり、通常ゲーム世界の人物からは見えないものとされます。

例えば勇者は、自分の残りHPが分からない。勇者が「自分の残りHPはこれくらいだから、敵の攻撃を最低2発は耐えられる」とか言い出したら、プレイヤーは違和感を抱くでしょう。もちろん勇者も「苦しい」だとか「まだ余裕がある」だとかの、自分の体力への感覚は持っているでしょう。ですがそれをHPという形で、明確な数値として認識することはできない…私たちゲーマーには、そのような慣習があります。HPはプレイヤーに向けて表象されるものであって、だから画面内にはあるけれど、ゲーム世界内の人物には見えていない。

この「ステータス画面はキャラには見えていない」という慣習は、ビデオゲームにある程度親しむ人なら誰でも持っているでしょう。

画像は『FINAL FANTASY VII REMAKE INTERGRADE』より

しかし中には、HPのようなプレイヤーに向けて表象されるものを、ゲーム世界内の人物が知覚している作品もあります。このような作品は「メタ」と呼ばれます。その意味で『ステータス確認探偵』もメタ作品の一種と言えます。

だから本作を遊ぶとき、プレイヤーは「ステータス画面はキャラには見えていない」という慣習を引きはがす必要がある。本作におけるステータス画面は、抽象的な表現でなく、その世界に確かにある事実なのだと捉えなおす必要があります。これは容易ではありません。それゆえに生まれる盲点を、本作は面白く突きます。その時、きっと独創を感じられるはず。だから当ブログは本作をオススメ作品として選びました。

…とはいえ、やはり難点はあります。終盤になるにつれ引っかけ問題のような推理が目立ってくるし、真相はミステリとしてやや掟破りです。だから本作は本格推理ADVというよりは、展開を楽しむエンターテインメントとして遊ぶのが良いのかも。

タイトルステータス確認探偵
対応機種PC
プレイ時間の目安3時間
ステータス確認探偵 - ザカリキネバ - BOOTH
ステータスを確認しながら事件を捜査する ステータス確認系推理アドベンチャーゲームです。 プレイ時間は3~4時間ほどです。

ビジュアルノベルゲームをまとめて紹介

ここから先で紹介するゲームは、いずれも分岐無しか、あるいはごく少数の、いわゆるビジュアルノベルです。シンプルな物語の面白さに重点がある分、短文でネタバレをせずに掘り下げるだけの技術が筆者にはないため、いくらかまとめての紹介になることを断っておきます。

しかしいずれも珠玉の作品です。
物語を楽しむことに特化したゲームに抵抗がないなら、上から下まで全部遊んで絶対に損はありません。

送電塔のミメイ

『送電塔のミメイ』はフリーノベルゲームの特異点です。

まだインディーゲームなんて言葉もないころに生まれた本作は、豊かな時間的広がりを持つ世界観、心情を伝える文章、逆転のエンディングとそこへ至るエピソードの積み重ね方など、いくつもの点でプレイヤーを驚かせました。

古典から何か一つオススメするとすれば。まずこれを推します。現代のPCでも変わらずDL&プレイ可能なのも嬉しいポイント。とはいえ古いゲームであるがゆえの難点はあるので、そこは目をつぶる必要あり。

タイトル送電塔のミメイ
対応機種PC
プレイ時間の目安3時間
送電塔のミメイの詳細情報 : Vector ソフトを探す!
小さな島を訪れた娘と、そこに住む人々の暮らしを描いたノベル

エーヴィヒ – 1章 永遠**

こちらはPCの他、Androidでもプレイ可能。iOSは諸事情により配信停止しちゃいました。

本作は平たく言えば孤島で展開されるバトルもの。しかし物語はもちろんのこと、特筆すべきはいくつものナゾを抱えた世界設定。フリーゲームはどうしたって開発にかけられるリソースが限られる以上、広げれば今度は畳むのが困難になる大きな世界設定は、そう簡単には実現できないだろうと思います。大きな物語を考え、そして破綻なく包むのはそれだけ難しい。

しかし本作はそこに果敢に挑戦します。進むほど明らかになる世界設定は、遊ぶこちらが予想もしていないほど大きく広がっていきます。

本作は現在続編である第2章を開発中であり、これをもって完結となる予定。とはいえ1章だけでも十分な満足感を得られるため紹介。

惜しむらくはiOS版の配信が停止してしまったこと。Androidは変わらず無料配信中の他、PC版もDLsite等で110円で配信中の上、こちらも無償化を予定しているとのこと。

タイトルエーヴィヒ – 1章 永遠**
対応機種PC、Android
プレイ時間の目安4時間
エーヴィヒ - 1章 永遠** 【ビジュアルノベルゲーム】 - Apps on Google Play
A golden city floating in the dark blue sea. What is the fate of the end that awaits a clan with eternal life?
Ewig-エーヴィヒ- 第一章 永遠** [フィジクス・ポイント] | DLsite
“永遠は終末に恋をした”──紺青の海に抱かれた黄金の都市。これは、永遠を守る乙女の物語。「DLsite 同人」は同人誌・同人ゲーム・同人ボイス・ASMRのダウンロードショップ。お気に入りの作品をすぐダウンロードできてすぐ楽しめる!毎日更新し...

みすずの国

実はこのゲーム、作者が展開する「国シリーズ」の壮大なイントロダクションのようなゲームです…が、大丈夫。本作だけでも十分な満足感が得られることは、私が身をもって体験済みです。

細かい描写、出来事を重ねて、エンディングの効果を最大化する…これが計算によるものか、センスによるものかは私には推し量れません。ただ本作はそのような物語体験をもたらします。ビジュアルはやや拙い。しかしそれでも手に取る価値ある一作です。

本作のシナリオを務めるKazuki氏は、『ヒラヒラヒヒル』などで有名なANIPLEX.EXEの3rd project『たねつみの歌』の企画、シナリオを務めることが発表されています。これにノベルゲームファンは大いに沸いていましたが、本作『みすずの国』を遊べば、その理由に納得がいくことと思います。

タイトルみすずの国
対応機種PC
プレイ時間の目安3時間
みすずの国:無料ゲーム配信中! [ふりーむ!]
「みすずの国」:運が悪い人はいる。でも、私じゃないって思ってた。

実験的なテアトロ アルレッキーノ編・第一部

そこが導入部であることを、忘れてしまうほ夢中になる作品があります。

導入部は通常、キャラクターや作品世界の設定、主人公に欠けているものなどを示す、本筋への準備として描かれます。しかし中にはこの時点で物語を展開させ、見る者を取り込もうとする作品がある。

導入を終え、物語がひとつ区切りを迎えたとき、ついに流れ出す音楽…しかしそれはOPテーマ。満たされた感は既にあるのですが、しかしこの物語はほんの一部しか姿を見せていないという事実に、ぞくぞくと期待感がこみあげてくる。

実験的なテアトロ アルレッキーノ編・第一部』は、正にそのような作品でした。

ただ本作、タイトルにもあるように第一部で、完結していません。シナリオ自体は既に完成しているようでカクヨムで現在公開中。ゲーム化しての展開は現在、先がはっきりしていない様子。

とはいえ、前述の通り、本作はこの第一部だけでも、プレイヤーを取り込む力を持っていますから、遊んで損はありません。

タイトル実験的なテアトロ アルレッキーノ編・第一部
対応機種PC
プレイ時間の目安3時間
実験的なテアトロ アルレッキーノ編・第一部 - 無料ゲーム配信中!スマホ対応 [ノベルゲームコレクション]
本作は、ある大学の演劇サークルを軸に巻き起こる不可解な事件を、そのサークルに所属する主人公・ハイジの視点で綴る完全一人称(主観視点)のビジュアルノベルです。ストーリーのバックボーンにSF的な要素を含みますが、ベースとなる科学の理解はねじ曲が...

不香の花 – Snow Flower

決して壮大ではない世界にも、魅力的な物語はある。

不香の花 – Snow Flower』はボーイミーツガールの正道を行くような物語です。少年は少女と出会い、非日常へと旅立ち、自身の未熟さに気づき、痛みと共に成長していきます。本作の物語は、決して大きくはない。けれど、掌の中の小さな一歩が、周りの人、そして少年と少女の日常を、昨日よりも確かに前へと進めます。



人の心情や、主人公に訪れる試練、そして印象的な幕引きなど、物語のピースが納得感ある形で織り込まれています。加えて目を惹くのはビジュアルの完成度。立ち絵を使わず全てスチルで展開する上、そのクオリティもハイレベルです。

タイトル不香の花 – Snow Flower
対応機種PC
プレイ時間の目安3時間
不香の花 - Snow Flower - 無料ゲーム配信中!スマホ対応 [ノベルゲームコレクション]
都会でデザイナー業のバイトをしながら過不足のない毎日を送っていた高校生のタケル(...

終わりに

以上、8本を紹介しました。いずれもオススメの作品です。ゲーム内課金なども一切無しで遊べるため、気軽にダウンロードしてみてください。

プロフィール
書いている人

日々プレイしたゲームの、忖度のないレビュー。オタクしていて思ったことを書いています。ADV、音ゲーが特に好き。

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