ゲームにプレミアがつく理由は様々で、必ずしも「面白いから」とは限りません
むしろプレミアゲーは、面白さで言えば40~60点くらいのものが多い
なのに、どうしてプレミアがつくんでしょう?
実はマニアにウケるのは「面白さ」よりも、「個性」なんです
決してすごく面白いわけじゃない
でも個性的で、そのゲームでしか味わえない楽しみがある…
そんな「個性」はゲーマーたちから密かに人気を集め、値段が高騰していきます
それはゲームを作った人たちの耳にも届き、そんなに需要があるならばとリーズナブルな価格で再発売、および配信してくれることがあります
今回は、3DS、またはSwitchのeショップで配信されている「実はプレミア」なゲームを3本紹介します
くるくるカメレオン / Switch・PS4
スターフィッシュ・エスディより発売
元々は2006年にPSPで発売されたゲームで、その後ゲームセンターでも遊べるように。
更にニンテンドーDSでも発売されました
DS版はアマゾンのマケプレで14000円を確認。
中古相場はだいたい1万円です。
現在はSwitchの他、PS4、steamで1000円で配信されており、ハードを選ばず手軽にプレイできます
内容は対戦型の陣取りパズル
オセロをアレンジしたようなルールで、一手先を読みながら自分の色を増やしていくゲームです
私はSwitch版をプレイしましたが、正直これがプレミア…?と言いたくなってしまいました…(笑)
いえ、決してつまらないゲームではありません
底の浅さは感じるものの、ちょっとした時間に遊ぶにはちょうどいい内容です
しかし1000円でもちょっと高いかなと感じるゲームで、プレミアゲーは面白いとは限らないということを改めて認識しました
たまにセールで500円になっているので、欲しい方はその時にどうぞ
コロぱた / 3DS・DSi
ラックプラスより発売
元々は2009年にニンテンドーDSで発売されました
出荷本数がとても少なく、発売日からいきなり入手困難(Wikiに寄ると5千本の出荷)
それでいて意外なほど面白いゲームで、マニアの間で需要が高まり、あっという間にプレミアゲーに。
中古だと15000円~20000円くらいで売っています。
現在はDSiウェア版が配信中
3DSでも遊べます。お値段は1000円。
その内容は…これが言葉で説明するのが難しい
言ってみれば、「ピタゴラスイッチを作るゲーム」なんですが…
自動で前に進んでいく女の子をゴールまで導いてあげればクリア
コースの途中には穴や障害物があり、プレイヤーは女の子の前にそれらを回避するためのアイテムを置いてあげる
例えば穴があるなら「木の板」を女の子の前に置いてあげます
すると女の子はその板を拾い、穴に橋をかけて渡っていく
分からねえよって方はもう動画みてください公式のやつ貼っておきますので。
このゲーム、メチャクチャ難しいことでも有名
例に書いたのはシンプルなものですが、実際はものすごく複雑かつ繊細にアイテムを配置する必要があります
かなり骨太な作品なので、遊ぶなら覚悟のうえでどうぞ。
雪ん娘大旋風~さゆきとこゆきのひえひえ大騒動~ / Switch・PS4
スターフィッシュ・エスディより発売
元々はWiiで2007年に発売されたゲーム
その一年後にはPS2でも発売
PS2版に凄まじい値段がついており、マーケットプレイスでは17万円
私も15万円で売っているのを、実際に見たことがあります
Wii版も安くはありませんが、PS2版に比べるとかなり落ちます
これは操作方法に問題があるため
Wii版はWiiリモコンとヌンチャクでないとプレイできず、一部の操作がやりづらくなってしまっているんですね
現在はSwitch、PS4で1500円で配信中
内容は昔の「ゼルダ」や「ポケモン」のような、見下ろし視点の2D+シューティング
シューティングと言えば、勝手にスクロールしていく画面の中で自機を操作するのが一般的。
本作の場合は、ある程度探索するように進むことが可能
面白いのは自キャラが回避行動が取れること
アクションゲームの前転のように、敵弾をヒョィっと避けてやることができます
それでも難易度はかなり高め
私はPS4で遊びましたが、ほとんど進めずにゲームオーバーになってばかりでした
今回紹介したゲームの中では取っつきやすい内容
正真正銘のプレミアゲーなので、気になる方は是非どうぞ
以上、3本のプレミアゲーを紹介しました
ぱっと見ではプレミアと分からないタイトルばっかりでしょ?
中古市場では1万円↑のものが、1000円で遊べてしまいます
気になる方はぜひダウンロードしてみてくださいね