誰でも音ゲー上達論 「とある能力」後編 ーあらゆる音ゲーが上手くなる、譜面認識力の鍛え方ー

コラム
この記事は約7分で読めます。


こちらの記事は後編になります
前編をまだ読んでいない、と言う方は前編からどうぞ


さて、前編では「とある能力」の正体
そしてそれが音ゲー上達にいかに重要であるかを書いていきました

音ゲーとは譜面を認識→指をうごかすを繰り返すゲームなので、譜面を正確に認識する「譜面認識力」が重要なんだよ…と解説しました
まず脳が譜面を認識し、指をどう動かすかを判断するので、認識ができないと指を動かすことすらできないんですね。

後編となる今回は

では「譜面認識力」を鍛えるには、具体的にどうすればいいのか?

これを解説していきます

「譜面認識力」は、音ゲーをやってれば勝手に上がっていく

いきなり身も蓋もないことを言いますが、「譜面認識力」は、実は音ゲーをプレイしていれば自然と向上していきます

前編でも書いた通り、音ゲーとはひたすら譜面を認識して、指を動かすことを繰り返すゲームです
我々は音ゲーをプレイしている間、無意識の内にこれをトレーニングしているんですね。

例として、ジョギングを思い浮かべてみてください
特に「体力をつけるぞ!」なんて意識しなくても、ひたすらジョギングしていれば勝手に体力は上がっていきますよね
ジョギングはそもそも体力を必要とする運動なので、やっているうちに自然と向上していくわけです



音ゲーも同じです
「譜面を認識するぞ!」と意識しなくても、脳はひたすら譜面を認識しています
なので、やっているうちに認識力が上がって、上手くなっていくんです

音ゲーを遊んでいると、特に上達など意識しなくても、ある程度は勝手に上手くなっていませんか?
それこそが正に、皆さんの譜面認識力が上がっていっている証拠です

なので、音ゲー上達のコツ、譜面認識力を磨く方法は、

ひたすら音ゲーを遊ぶこと! 以上!!


…………これは間違いではありません。
ひたすらやっていれば、勝手に上手くなっていきます。

でも、実はもっと効率よく上手く、更に上を目指す練習法があります。
本当に上手くなりたい人のために、それを解説していきましょう

・音ゲーをやっている間は、誰でもひたすら譜面を認識し続けている
・なので、ある程度までは勝手に上手くなる

譜面認識力を更に効率よく、より高めるためには


再びジョギングを例に考えてみます

ジョギングはそもそも体力を必要とする運動なので、やっていれば勝手に体力は上がっていきます
音ゲーにおける譜面認識力も同じ仕組みで、やれば勝手に上がっていくと説明しました

しかし、この方法では上達には限界があります

いくらジョギングをしていても、毎日同じコースを同じスピードで走っていては、いつか成長が止まる時が来ますよね
我々の体としては、いつもの負荷に耐えられるだけの体力がつけば、それでいいわけです。
そのため、いつものコースをいつものスピードで走るに必要十分な体力がつくと、それ以上は上がらなくなっていきます。

そこから先に上がるためには、明確に「体力をつけるぞ!」という意識を持ってジョギングをしなくてはいけません
コースを長くする、あるいはペースを上げるなどして、体により負荷をかけてやる。
すると我々の体は「まだ体力が足りない」と気づき、また成長が始まるんですね。



音ゲーも同じです。
中級くらいまでの曲をいくらやり込んでも、そこから先には上がりません。
ジョギングでいう同じコースを同じスピードで走り続けている状態です。

例えば、ずーっと同じ音ゲーをやっているのに、あんまり上手くない人がいませんか?
レベルは物凄く高いのに、上級の曲は全然できない…
これはまさに、同じコースとスピードで走り続けている人たちです。

ただしここで誤解を防ぐために言っておきますが、上手くならないのは決して悪いことではありません
上手くなることだけが音ゲーではありません
ジョギングだって、フルマラソンを走り切るために頑張っている人もいれば、軽く汗を流す程度に走っている人だっていますよね。
どちらが良いとか悪いとかではない。

しかし、あなたが本当に上手くなりたい
フルマラソンを走り切るために続けている側なのであれば、これを変えていく必要があります。

そこから先へと進むには、「上手くなるぞ!」という意識を持って、より厳しい曲に挑戦していかなくてはならない。
より長いコースを、より速く走らなくてはいけません。

ジョギングでは、より体に負荷をかけてやることで成長していきます

音ゲーでは、譜面の認識を行っている脳に負荷をかけてやることで、更に上を目指すことができるんです

・勝手に上手くなるのには限界がある
・先に進むためには、「上手くなる」を意識してプレイしないとダメ
・譜面を認識をしている脳に負荷をかける必要がある

「かもしれないプレイ」で脳に適切な負荷をかける

勝手に上手くなるの段階を越えて譜面認識力を更に高めるためには、どのようなプレイをしていけばいいのでしょうか

あなたの脳に適切な負荷をかける、とっておきのプレイ方法があります

それは

「かもしれないプレイ」です

これから音ゲーを遊ぶ際、以下の2つのどちらかに当てはまる曲を、なるべくたくさんプレイしてください

・「クリアできるかもしれない」曲
・「クリアできないかもしれない」曲

この2種類の「かもしれないプレイ」が、脳に最適な負荷をかけてくれます。

どちらの「かもしれない」も、できるかどうかのギリギリのラインなんです。
だってクリアできるかどうか、わからないんですから。

もし簡単すぎたり難しすぎたりすれば、「かもしれない」にはなりませんよね
絶対にクリアできる
もしくは絶対にクリアできない
このどちらかになるはずです。

高すぎず低すぎずな、適切な負荷をかけてやる
こうすることで、脳の譜面認識力は少しずつ向上していきます

・クリアできるかもしれない
・クリアできないかもしれない
・2種類の「かもしれないプレイ」で、脳に適切な負荷をかける

負荷は高すぎても低すぎてもダメ

脳に高すぎず低すぎずな、適切な負荷
この適切な負荷というのが、大切なポイントです

負荷が大きければそれだけ成長するのかというと、そうでもない
そして、あまりにも弱すぎる負荷でもダメなんです。

PS4 DJMAX RESPECTより



筋トレを例に考えてみましょう

腕立て伏せ10回で限界な人が死ぬ気で100回やったら、それだけ筋肉がつくでしょうか?
答えはノーですよね
死ぬほどキツくて辛いだけです
限界の10倍やれば筋肉も10倍つく…とはなりませんよね

逆に、10回できるのに5回だけでやめる…というのもダメです
余裕のある範囲で続けても、負荷が弱すぎて筋力アップに繋がりません
維持にはいいかもしれませんけどね

ではどうすればいいのか
10回が限界なら、11~13回くらいを目標に頑張る…これが一番です
11回くらいなら、できるかもしれません
13回はキツい…できないかもしれません

そうして日々続けているうちに、いつしか20回できるようになっていくものですよね

この「かもしれない」で、自分にとって適切な負荷を的確に与えてやる。
音ゲー上達のもっとも重要なポイントです。

・負荷は高すぎても低すぎてもダメ
・適切な負荷をかけることが、上達の最重要ポイント

上手い人ほど、失敗が多い

音ゲーの上手い人は、どんな曲も楽々クリア、フルコンしてしまうイメージがありませんか?
クリア失敗することなんてほとんどないんだろう…なんて思うかもしれません

しかし、それは真逆です。

むしろ、音ゲーは上級者ほど、クリアやフルコンに失敗することが多くなります

何故かと言えば、上手い人たちは常に「かもしれないプレイ」をやっているからです
彼らは今よりも上を目指すために、常に自分の限界を追求しています。



自分にとってできるかどうかの限界でプレイしているので、当然失敗することも多いわけですね
その数知れない失敗の中から、アッと驚くようなスーパープレイが生まれるんです。
あなたが憧れるあのトッププレイヤーも、限界に挑戦して失敗を繰り返しています

「譜面認識力」を磨けば、同じ道を歩くことができます


以上、譜面認識力の鍛え方について、実践的な練習法を解説しました

前後編合わせるとかなりの長文になりましたが、伝えたいことは書ききったつもりでいます
音ゲー上手くなりたい!と思う人の道しるべとなれば幸いです

そしてこれは書いておきたいのですが、今回のテーマとした「譜面認識力」
これは私が考えたオリジナルの理論…ではありません

世の多くの超上級者たちが、上達を目指す上でのヒントを残してくれています
それらを元に、私が改めて自分のブログに、なるべく分かりやすくまとめなおしたのがこの記事です。


この記事を読んで、一人でも多くの人が音ゲーの楽しさに目覚めてくれることを願っています。

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