【Switch、Steam新作発売スケジュール】3月の主な新作テキストADV
2025年2月末日現在確認できる、Switch、Steamの新作ADV発売スケジュールをまとめています。
Steamの新作リストには抜けがあります。
()内は大まかなジャンルやDL専売か否かなどの情報。ジャンルは公式情報などから読み取れない場合、筆者の予測で書いています。
Nintendo Switch
| 発売日 | タイトル(ジャンル) |
|---|---|
| 3/6 | ★Ever 17 – The Out of Infinity(DL専、SF) ★Never 7 – The End of Infinity(DL専、SF) ・Ever 17/Never 7 Double Pack(SF) ・緋染めの雪 ～雪山脱出ノベルミステリー(DL専、サスペンス) |
| 3/12 | ・神椿市建設中。REGENERATE(SF、ダークファンタジー) |
| 3/13 | ・ghostpia シーズンワン(ファンタジー、コメディ) |
| 3/14 | ・幻想牢獄のカレイドスコープ2 (サスペンス、サイコホラー) ・幻想牢獄のカレイドスコープ1+2セット版 (上記作品の前作とのセットパッケージ) |
| 3/27 | ・世界征服彼女(ギャルゲー) ・刹那にかける恋はなび（ギャルゲー） ・刹那にかける恋はなび+紅月ゆれる恋あかり セット版(ギャルゲー) ・DYNAMIC CHORD feat.[rêve parfait]Remaster edition(乙女) |
※★マークは下でピックアップ
Steam
| 発売日 | タイトル |
|---|---|
| 3/4 | ・浮生の歌(DCG) |
| 3/5 | ★AIR(ギャルゲー) |
| 3/6 | ★Ever 17 – The Out of Infinity(DL専、SF) ★Never 7 – The End of Infinity(DL専、SF) ・Ever 17/Never 7 Double Pack(上の２本のパッケージ版) |
| 3/12 | ・神椿市建設中。REGENERATE(SF、ダークファンタジー) |
| ３/26 | ・メモリーガール＋(恋愛、サイコホラー) |
| 3/27 | ・タユタマ -Kiss on my Deity-(ギャルゲー) |
| 3月 | ・Gretel’s Honesty グレーテルの本懐(ダークファンタジー) ・花笑む彼と ＆ bloom(乙女) |
※★マークは下でピックアップ
一言コメント
移植が熱い一ヶ月。タユタマ、AIR、Never ７…懐かしい名前が並びます。
今月の気になる新作ピックアップ
今月発売、注目の新作をピックアップして紹介します。
AIR/ Steam
2025年3月5日配信予定。
Keyの代表作がSteamにて配信されます。
2000年のPC版発売以降、コンソールには何度も移植されてきたAIR。今回ついにSteamからも遊べるようになります。自分もさんざん周回したゲームですが、こうして発売されるとまた遊びたくなってくる不思議…。
古いゲームですが、今遊んでも見るべき点のあるゲームだとは思います。ただ若いゲーマーが遊ぶには主にビジュアルが苦しいのかな。…が、とにかく有名な作品なので、勉強がてら遊んでみるのはアリかもしれません。
Switchでも発売されていますので、お好みのハードで。
| タイトル | AIR |
| ジャンル | ギャルゲー |
| 対応機種 | Steam他 |
| 発売日 | 2025年3月5日 |
| 価格 | 不明 |
| 備考 | 他多数のハードでも発売中 |
Never7 -the end of infinity- / Steam、Switch、PS4
2025年3月6日発売予定。
いまはなきKIDのADVシリーズ「infinityシリーズ」の第一作である『Never 7』が移植されます。
厳密に言うと『Never 7』もあるシリーズ…というか一連の作品群の完結編なんですが、この辺りは込み入っているので各自Wikipediaでも見てください。これと同時にシリーズ2作目『Ever 17』も移植(細かくこの下で)。
さて、この『Never 7』はかの有名な『Ever 17』と共に、それぞれが「infinityシリーズ」というシリーズ作品の中の1作目と2作目です。つまり今回はシリーズ初期の2作品が同時に移植される形。
シリーズ内でも飛び抜けて有名なのは『Ever 17』ですが、『Never 7』も評価は決して低くありません。
自分は大昔にPS2版を中途半端に遊んでそれっきりなので、内容等は全て忘れております。今回購入し、改めて遊んでみる予定。元々のPS1版は2000年発売とのことなので、AIRと同世代の作品ってことになります…けっこう意外だな—。
| タイトル | Never7 -the end of infinity- |
| ジャンル | SF、サスペンス |
| 対応機種 | Steam、Switch、PS4 |
| 発売日 | 2025年3月6日 |
| 価格 | 3300円 |
Ever 17 – The Out of Infinity/ Steam、Switch、PS4
2025年3月6日発売予定。
上記の『Never 7』に続くinfinityシリーズ2作目『Ever 17』も同日に移植。タイトルがよく似ているためややこしいですが、有名なのはこちらのほう。
が、私の記憶が確かならXbox360への移植を最後に展開は途絶えており、以前は配信されていたPC版も現在は色々あって購入不可に。本作はADVのオールタイムベストに選ぶファンも少なくないくらい評価の高い一本ですが、そのプレイ環境を整えるのは難しくなっていました。
今回の移植でようやくこの状況が解消されます。
私は過去にPS2版をプレイ済み。正直内容には不満も残りました…が、今回移植されるのはどうもシナリオに手が加わっているXbox360版がベースのようなので、『Never 7』同様あらためてプレイしてみる予定です。
評価の高さでいったら『AIR』にも負けないくらいで、とても有名な作品なので、古いゲームですが触ってみるのはアリだと思います。
『Never７』と『Ever 17』がセットになったパッケージ版も、Switch限定で発売予定。バラ売りはDLのみで、こちらはSwitchほかSteam、PS4でも配信されます。
| タイトル | Ever 17 – The Out of Infinity |
| ジャンル | SF |
| 対応機種 | Steam、Switch、PS4 |
| 発売日 | 2025年3月6日 |
| 価格 | 4950円 |
【ニュース】周回遅れのADVニュース
先月中に発表されたADV関連のニュースの中から、気になるものを周回遅れでピックアップ。
リメイク版『ToHeart』の発売日が6月26日に決定
リメイク版『ToHeart』の発売日が発表。あわせてプレミアムエディションの特典も公開されており、テレビアニメ版を全話収録したブルーレイが付属するとのこと。こちらは再販の予定はなし。どうもテレビアニメ版は現在サブスクでは配信されていないようです。Steam版もキーが付属する形でプレミアムエディションが発売されます。Switch版には普通にパッケージが同梱。
ぞくぞくと恋愛ADVのリメイク、リマスターが発表される最近ですが、その中でも特に大胆なリメイクをしている新生『ToHeart』。ファミ通のインタビューなど読む限りは価格など含めてけっこう挑戦しているタイトルのようで、何だか「売れないとヤバい…」みたいなオーラをだいぶ感じる。自分はせっかくなのでプレミアムエディションを買ってみようかな～と思っています。
スタジオD10RAMAが新作『ホロウドライヴ』のストアページを公開
仙台発の同人ビジュアルノベル製作サークルD10RAMA(ジオラマ)が新作『ホロウドライヴ』のストアページを公開。
このブログで同サークルの過去作品『雨にして人を外れ』と『見えない二等星』を紹介したことがありまして、その時にどちらも力の入った内容だと感じたため、動向に注目していました。特に『雨にして人を外れ』は、ちょっと突飛な感じもあるんですが、野心作というか、なかなか予想外な展開の物語で印象に残っています。現在はSteamからも無料でDLしてプレイ可能↓
今回の新作はもとは2024年内リリース予定とアナウンスされていたので、発売は遠くなさそう？
フリーゲーム発のサークルが新作をSteamで…というパターン、けっこう増えてきたような気がします。
Piaキャロシリーズ最新作『Piaキャロットへようこそ!!AW(仮)』の製作が発表
『Piaキャロットへようこそ!!』のシリーズ最新作の開発が決定。同時にクラウドファンディングで資金調達を行うこともアナウンスされています。
Piaキャロは私はプレイしたことは一度もないんですが、『ときメモ』型の恋愛ADVとして知名度がある印象。しかし新作はかなり長いあいだ途絶えていました。
新作のタイトルにある「AW」は、恐らくですがAnother Worldの略称だと思います…というのも、今回は異世界を舞台にした物語のようなので。久しぶりの新作ということで、舞台設定などに大幅なチャレンジを行っているもよう。
Child-DreamがSwitchにて『緋染めの雪 ～雪山脱出ノベルミステリー』を発売
『千里の棋譜』や『ANGEL WHISPER』など発売してきたChild-DreamがSwitchにて『緋染めの雪 ～雪山脱出ノベルミステリー』の発売を発表。発売は3月6日…すぐやん。
この『緋染めの雪』はもともとはスマートフォン向けに配信されていたタイトル…だったはず。しかし現在は配信が停止されています。今回はビジュアルなどを大幅にリニューアルしての発売。また過去の作品と比べて短めの内容であることも伝えられています。
内容は雪山に閉じ込められた男女の脱出劇。ザッピングシステムなど駆使しして脱出を目指すようです。
Child-Dreamは意欲的にテキストADVを発売してくれるんですが、ただ毎回Switchでの動作がちょっと怪しいのですよね…今回はどうなるかな？
あと発表→発売がすごく短いのも毎回な気がする…。
終わりに
大型の移植が多めの一ヶ月になりそうです。
特に注目は、上でピックアップもしましたinfinityシリーズの2本。『Never 7』と『Ever17』でしょうか。このほか紹介した通り『AIR』の移植、単独では書きませんでしたが『タユタマ』も移植…と、懐かしい名前が並ぶ一ヶ月になっています。
そのの注目どころには『ghostpia』のパッケージ版なんかがあり。『幻想牢獄のカレイドスコープ2』辺りも大きめの新作かな？
一方で、観測できる限りではロー～ミドル帯の注目作は今月は少なめ。いつもこっちの方が多いので珍しい。挙げるとするなら、気合いが入っていそうなのは『浮生の歌』でしょうか。テキストADVにデジタルカードゲームを組みあわせた作品のようで、詳細はイマイチ見えないんですが、ビジュアルなんかは高品質に見えます。『メモリーガール＋』も注目と言えるかな。
さて私自身は何を遊んでいるかと言いますと、小規模開発もしくは個人製作の作品を数本と、いまはなき戯画の『アオナツライン』のSwitch版なんかをチマチマ触っています。『アオナツライン』はひとまずコンプリートは終わったので、3月中にレビューを書ければな～と思っています。色々考えさせられる作品だったので、他のゲームなんかとも絡めて語りしろのある感じはするんですが…モチベが持つかどうかです。
そしてやはり今月はR18作品の紹介はお休みします…というか、現在発売日が判明している作品の中に私好みのものが見当たらないので、次にやるのはいつになるやら…という状況。なんかありますかねー面白そうなの…。
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