その作品に対して、「理想の上司」のように ーレビューの目線の話-

コラム
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やっぱりこう、やってしまうことってあるんですよね

このブログでは今後色んなアニメ、ゲームをレビューしていきたいと思っています
その時に気を付けたいのが「上から目線」のレビューになってしまっていないか、ということ

どうしても評価する側、お金を払った側になってしまうと、ちょっとキツい言葉を使ったり、ピシャリ!と叩きつけるような文章を書いてしまいそうになることがあるんです

でもそんな人の書いたレビューなんて読んでいて何だか不快になるし、「アンタ何様?」なんて思われたりしてしまいそう

かといって、あんまりへり下った「下から目線」のレビューもダメだと思うんです

「えーいやー自分はこう思ったんですけれども、でも他の人から見たら違うのかもしれないし、結局人それぞれなんで…」

こんなレビューを見ていると、言いたいことがあるならはっきり言え!と感じます
誰が何と言おうと自分が思ったことなら、しっかり主張すべきでしょう

「上から目線」も「下から目線」も、どちらも良くない
じゃあどんな目線がいいんだろう?と考えたんですけど

「理想の上司目線」これがいちばんピンと来たんです

今回は、俺たちはどこから目線でレビューを書くのか、について。

言ってることは正しくても「上から目線」なレビューはイヤ

みなさんの周りにもいませんか?

言ってることは正しいけど、どうしてこういう言い方しかできないのかな…って上司

「なんでこの程度のことができないんだ?」
「少し考えればわかるだろう? 頭を使ってないのか?」

上司であるなら実際に立場は上ですし、言われる側にも落ち度はあるのでしょう
それでも、どんなに正しいことを言ったって、そこに「上から目線」が感じられれば、イヤな上司だと思われてしまいます

レビューも同じだと思うんです

「テストプレイしたらこんなバグはすぐ気づくだろう?」
「シナリオを書いててつまらないなって思わなかったのか?」
「時間の無駄だった」

例え正しいこと、的確なレビューを書いていたとしても、作品やそれを作った人たちを下に見るようなレビューは読んでいていい気持ちがしません
作品に対して偉そうにしていると、評論家気取りの鬱陶しいオタクだと思われます


内容は間違っていなくても、「上から目線」のレビューは人を不快にさせる恐れのあるものです

なんかはっきりしない「下から目線」のレビューもイヤ

じゃあ「下から目線」ならいいのかっていうと、これがそうでもない

ここでいう「下から目線」のレビューっていうのは、周りの目を気にして自分の言いたいこと、思ったことをはっきりと言わないレビューのことです

こっちの方がやってしまいがちな人が多いかもしれません

「いやー自分は面白くないなって思ったけど、でもみんなハマってるみたいだし自分が間違ってるのかもしれません…ハイ…」

何とも煮え切らない文章です
自分が本当に思ったことなら、はっきりと主張すべきでしょう
それが世間一般の意見と違うものなら、それがずばりその人の個性

みんながみんな同じ意見なんて面白くありません
その人ならではの目線で書かれたレビューが一番面白い

レビューをする、というのは、その作品に対しての自分の見解を述べるってこと
それに対して「お前は何もわかってない」みたいな反論が来ることはあり得ます
時には仲の良い人と意見が割れることもあるでしょう

しかしそれを恐れてへり下った「下から目線」のレビューを書いてしまうと、自分の思ったことをはっきり言えない流されるオタクになってしまいます

「理想の上司」のような目線でレビューを書く

「理想の上司」ってどんな存在でしょう

私は、立場が上でありながらもそれを感じさせず、良いところも悪いところもはっきりと教えてくれる人…であると思います
また、良い上司というのは、悪いところの指摘がうまい

「仕事、いつも頑張ってくれてるね。ここを改善したらもっとよくなるんじゃない?」
「この間の仕事、よくできてたよ。できてるからこそ、ここが気になっちゃうんだよな」


悪いところ、改善すべきところははっきりと、でもポジティブに。

私はこんな風にレビューを書きたい。

対価を払っている以上、立場的にはレビューする側であるこちらが上になると思っています
でも、それを前面に出さない。感じさせない。
立場はどうであれ、目線は対等に。作品を生み出す側と、それを楽しむ側
そこに上下なんて持ち込みたくない


感じたことははっきりと。
面白ければ面白いと言い、泣けたなら泣けたと言います
誰が何と言おうと、私が良いと感じたものは良いと言います。

そして、悪いところも同じくらいはっきりと言う。でもやっぱりポジティブに。

ここをこうすればもっとよい作品になった
他がよくできているだけにここが気になる

悪いところもはっきりと言うからこそ、そのレビューを信頼できるようになります

その作品が大好きな人がいるから、ネガティブなことは言わない…なんて人もいますが、私はそれこそその作品に対して、そしてオタクである自分に対して誠実ではないと思います

私たちがオタクでいられるのは、今この瞬間にも作品を生み出している人がいるからです
まず作品を生み出してくれたことに、「よくやってくれた」と感謝しつつ、レビューを書いていきたいですね

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