【ギャルゲー】いやいや、ギャルゲーは未だに「紙芝居」だからこそいいんですよ

コラム
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PS5も発売された今の時代に紙芝居…

ギャルゲーって全然進化してないよな

まとめブログなどで時折目にする、ギャルゲー…というか、ノベルゲーに対する「紙芝居」という表現
ノベルゲーが昔から遊びとして進化せず、ただ読むだけのスタイルを未だに続けているからこそ言われてしまうことです

ハードはどんどん性能が向上し、ゲームも進化を続けている中で、ノベルゲーというジャンルはいつまでも立ち止まっている…
・ただ読むだけなんてゲームじゃない…
・最新のハードの性能を使ってやる遊びじゃない…


そんなネガティブなところから生まれた表現が「紙芝居」…

いやいや、ちょっと待った!!

ノベルゲーは、ギャルゲーは、進化していないからこそ、今も昔も変わらず、読むだけのゲームだからこそいいところもあるんですよ

今回は「紙芝居だからこそ」のノベルゲーの良いところを考えてみました

昔から変わらないからこその、3つの利点

新しいことを覚えなくいていい

ギャルゲーのやることは、基本的にテキストを読み、選択肢を選んで進めるのみ。

一部変化球なタイトルはあれど、多くのギャルゲーは昔からこのスタイルです
私もPS2くらいからギャルゲーを遊び始めましたが、変わっていないと思います
遊びとして進化した部分は特にありません

だからこそ

遊びとしての進化が少ないからこそ、新しく覚えることもないんですよ

昨今のゲームの進化っぷりは凄まじいものがあり、AAAタイトルや大作RPGなどはシステムや操作が複雑になったもの
様々な要素が盛り込まれた分、覚えることが多くなっているものも増えてきました
もちろん進化していくのは素晴らしいことです

しかし、同時に進化についていけない
昔のようなシンプルなゲームが良かった…という層も出てくることでしょう

(今はスマホアプリがそういう層を支えているのかもしれません)

進化していないということは、ついていけなくなることもない

これがギャルゲーが昔から変わらないからこそ、紙芝居だからこその利点の一つです

PS4 FLOWERS 四季より

昔のタイトルでも古臭さを感じづらい

昔の名作を遊んでみたくなることってあるじゃないですか
でもやっぱり「FF7」とか「時のオカリナ」を今遊ぶと、どうしても最近のゲームに慣れている層は楽しみ切れない部分があるでしょう

ギャルゲーの場合、良くも悪くも昔から変化していません

変化していないからこそ、一昔前のタイトルを今遊んでも古臭さを感じづらい
これはギャルゲーの大きな利点で


例えばkeyの「AIR」は2000年に発売されたタイトル
時代で言えばPS2と同い年なわけですが、変わらない姿で2016年にVitaに移植されました

16年も前のタイトルを現代のハードに移植すると、グラフィックの粗さ、モーションのかくつき、システムの不便さなどが気になってしまうもの

それだけ現代のゲームが進化している証拠でもあります
しかしギャルゲーはあんまり変わっていないからこそ、そういう問題も発生しづらいんです

例えば↓の画像を見比べてみて下さい

Vita版 パルフェより
PS4版 金色ラブリッチェより

上(PCでは左)は2004年のゲームをVitaに移植したもの
下(PCでは右)2017年のゲームをPS4に移植したものです

絵の雰囲気こそ時代を感じさせます
しかし13年も間隔が空いたゲームに見えるでしょうか?

もちろん遊んでみても古さを感じることはあまりありません
何せセーブ&ロード、選択肢による分岐さえあればあとは読むすすめるだけですから、古さを感じさせる要素が少ないんです

昔の名作をそのまま移植しても、今のプレイヤーに受け入れてもらいやすい
名作をそのままの形で語り継いでいくことができる


これが進化が少ないからこその利点です

Vita版 俺たちに翼はない より

「紙芝居」だからこそやれるシナリオがある

読むだけのゲームだからこそ、他のゲームジャンルに落とし込むのが難しいシナリオをやれる
これもギャルゲーの大きな利点です

「シュタインズゲート」や「CLANNAD」のストーリーを、他のジャンルでやれるでしょうか
複雑に絡み合うそれぞれの考えや心の変化
読むだけだからこそ、文章主体のゲームだからこそ表現できるものだと思います

RPGやSLGであれば、どうしてもシナリオを読むすすめる以外の遊びを入れる必要が出てきます
RPG的な戦闘があれば、その戦闘をシナリオに組み込む必要があるでしょう
シナリオライターは、その枠組みの中でシナリオを書かなくてはいけません

ギャルゲーはシナリオを読む以外の遊びがありません
だからこそ、他のジャンルより自由にシナリオを描くことができます


プレイヤー側も、読むだけだからこそ、シナリオに面白さをストレートに味わうことができます

PS4版 CHAOS;CHILD らぶchu☆chu!!より

以上、紙芝居だからこそ、進化が小さいからこその利点を3つあげてみました

あらゆるゲームは進化していかなければならない、ということはないと思うんです
ギャルゲー、ノベルゲーは読むだけのゲームとして完成された形であり、だからこそ今でも大きく変わらずに続いている
そして、変わっていないからこその良さがあります

紙芝居と言っても、それは極上の超高級紙芝居です
プロのシナリオライター、プロのイラストレーター、プロの作曲家、プロの声優…
その道のプロフェッショナルが集まって作った、物語を楽しむことに特化したゲームジャンル


紙芝居ゲーへのネガティブなイメージが、少しでも小さくなれば嬉しいです

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